加唐島の伝統行事「百万遍」がありました。
(加唐島では、弘法大師さまが祀られています。)
加唐島の百万遍は、昔からある伝統行事です。
百万遍の念仏を唱え、大きな数珠を回しながら、弘法大師さまに無病息災などを祈るものです。
私は最初、見学だけするつもりでしたが、島のおばちゃんたちから、お堂の中に入って良いよと優しく声を掛けてもらったので、お堂に入り、最初に島のおばちゃんたちと一緒に百万遍の念仏を唱えさせて頂きました。
そして、いつの間にか、大きな数珠をおじちゃんたちやおばちゃんたちと一緒に回していました∑(゚Д゚)!!笑
まさか自分も一緒になって百万遍に参加させてもらうなんて思いもせず。
無我夢中になって、念仏を唱えながら数珠を回していることに途中から気づきました。言わば、無心になっていたということかもしれません。
終わったら何だかスッキリした気持ちになっている自分がいました。マインドフルネスの様な感覚です。
皆さん、数珠を回しながら、自分のことや家族のこと、周りの方々の幸せを祈っていらっしゃるようでした。
このような昔からある百万遍のような島の伝統行事は大切に続けていってもらいたいなと思います。
自分のために、家族のために、島のために願うことは良いことだと思うからです。
自分のためにと書かせてもらったのは、自分の体があってからこそ、健康で生かせてもらうからこそ、日々精進していけるわけですからね。
願うこと、祈ることと同時に、感謝することも大事なことです。
そのような、振り返り(原点に立ち返る)ができるのも、百万遍や加唐島の伝統行事の素晴らしいところかもしれません。あくまでも、個人的な考えですが。
P.S.写真の花は加唐島の藪椿です。
お堂に向かう途中に、綺麗に咲いていた藪椿を発見したので、写真を撮りました。
藪椿は今が見頃で、加唐島の最北端には椿園があるのですが、この時期は椿園一面に、藪椿が咲き誇っています。
あまりにも綺麗だったので、百万遍の写真と一緒に載せちゃいました。
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