【高島】高島小学校 防災ヘリの搭乗体験


高島小学校の児童たちが、防災ヘリの搭乗体験をしました。(※防災ヘリ搭乗体験は、例年実施されているものではありません。)

 

児童たちは、初めて防災ヘリに乗る子ばかりなので、ハラハラドキドキしているようでした。確かに防災ヘリに乗るなんて、滅多に経験できないことで緊張しますよね。

 

始めに、防災担当の職員さん方から、今回の体験の主旨や防災ヘリに搭乗する際の注意事項を聞きました。

 

防災ヘリを待っていると、上空からプロペラが回る音がだんだんと聞こえてきて、防災ヘリの姿を確認すると強風が吹き、プロペラの音が爆音に変わり、防災ヘリがヘリポートに着陸しました。

 

児童たちは順番に、防災ヘリに乗り込み、ヘッドホンマイクを装備し、準備が整うと見学する児童たちに手を振り、見学する児童たちも手を振り返していました。防災ヘリが離陸すると高島周辺の上空を何回か回っていました。

 

防災ヘリが着陸し、搭乗していた児童たちが戻ってくると、見学していた児童たちとハイタッチをして、見学していた児童たちは「どうだった?I」と興味津々に感想を聞いているようでした。

 

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児童たちの終わりの感想と隊員さんたちへの質疑応答がとても良かったので以下にて紹介します。

 

【児童たちの感想】

・楽しかったけど、急カーブの時が怖かった。

・人生初めてヘリコプターに乗ってとても楽しかったけど、もし本当にこういうことがあったら、ヘリコプターの乗り方とかちゃんと分かったから良かった。

・乗る前は怖いと思っていたけど、滅多に見れない高島の上からの景色が見れて良かった。

・災害時にどのような動きをすれば良いのか知れたので良かった。

・災害が起こった時、どういう風に行動すればよいか分かったし、みんながヘリコプターから降りてきた時に楽しかったと言っていたので良かった。

 

【児童たちの質疑応答】

・ヘリポートの「H」のマークはどんな意味があるのか?

 →ヘリコプターの頭文字から取っている。

・ヘリコプターに乗っている時に、コードなんとかと言っていたが、どんな意味があるのか?

 →コードの意味は地面からの高さ。今回飛んだ高さは300mぐらい。佐賀県は一番高い所で1000mある。

・救助活動でヘリコプターに乗る時は怖くないのか?

 →ヘリコプターは危険な時があって、怖いという気持ちはあるが、人助けのためだから怖くても勇気を持って取り組んでいる。

・ヘリコプターに搭乗する資格や免許は?

 →元々は消防士で、消防士になってレスキュー隊や救急救命士などのいろいろな経験を積んで、3、4年で隊員に選ばれた場合に隊員になる。

・トイレに行きたくなったらどうするのか?

 →出動する時は必ずトイレを済ませる。乗っていてトイレに行きたくなる時もあるが全力で我慢をする。

・最長何時間飛ぶのか?

 →満タンで2時間飛べる。時間との勝負になる。あまり入れすぎても離陸にパワーを使うと効率が悪い。

  因みに佐賀空港から高島まで15分で到着する。