加唐島小中学校にて。
今年度、愛鳥モデル校の指定を受けている加唐小中学校。先日、外部の講師を招いて、鳥のお話と巣箱作りがありました。
鳥のお話は、「鳥の特徴(鳥の種類や鳥の一年や鳥の飛び方など)、食物連鎖の仕組み、生物の生態系」などをお話ししていただきました。
子どもたちも鳥のお話に興味津々で、「鳥の寿命」や「鳥の子孫」について積極的に質問をしていました。
お話の最中には、「ピーピー」と鳥の鳴く声がして、窓の外を見たら、ヒヨドリが木の上にいるところが見れました。お話の最中に鳥の観察ができたのです!ヒヨドリは秋ごろになれば、陸から飛び出し、水面スレスレを通るらしいです。(その理由はハヤブサに食べられないようにする為だとか)タイミングが良ければ、ヒヨドリが水面を通るところも見れるかもしれません。そのような場面が見れるのも、海が近くにある学校ならではだと思います。
また、巣箱作りについては、敢えて設計図は無し。どのような箇所にクギを打つのか、子どもたちで考えながら取り組みます。小学生が困っていれば、「一緒にやろう!」と手を差し伸べる中学生たち。中学生は、自分の巣箱作りより何より、困っている小学生に手を差し伸べ、小学生の巣箱が完成したところで、自分の巣箱の完成へ取り組んでいました。その様子からも、子どもたちの思いやりや優しさを感じ取れます。加唐小中学校では、このように多世代交流ができ、自然と思いやりや優しさなどの気持ちが醸成されていく環境にあるのではと感じています。とても魅力的なことです。
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